卵といっても様々な卵が売られていますよね。
安いものもあれば、高いものもあります。
その違いは一体どのように違うのでしょうか。
やはり高い卵が美味しく、栄養価も安全性も高いのでしょうか?
安い卵と高い卵の違いは何?
まずは、鶏の餌、飼い方の違いから知りましょう!
そして、卵の美味しさ、栄養価、安全性の違いも解説します♪
餌の違い
安い卵の鶏の餌は、低コストの工場配合飼料を使っています。
ビタミン、カルシウム等の添加物や薬剤が入っています。
また、遺伝子組み換えのトウモロコシを使っているものもあります。
高い卵の鶏の餌は、逆にコストが高い自家配合飼料を使っています。
無農薬の牧草や緑の野菜、砕米、米ぬか、発行飼料等を与えています。
飼い方の違い
安い卵の鶏は、低コストのケージ飼いをしています。
身動きが取れずストレスが溜まり、日の光もない工場のような環境です。
そのような環境なので、病気になりやすいようです。
抗生物質を飲ませて、ワクチンやホルモン剤を頻繁に打たれています。
ちなみに、餌は自動運搬され、卵はベルトコンベアーで運ばれるので人手がいらず低コストです。
高い卵の鶏は、平飼い、放し飼いをしています。
広めの鶏舎でのびのびと動ける環境で飼っており、日光浴や砂浴びもできるストレスの少ない環境です。
ただ、緑を絶やさないようにすることも重要なのでコストはかかります。
美味しさ
やはり、高い卵は安い卵よりも美味しいです。
ストレスの少ない環境の中で産んだ卵は殻も厚くて大きく、美味しい、濃厚な卵になります。
白い卵と茶色の卵の違いは鶏の色の違いなので、味はさほど変わりません。
しかし、白い卵より茶色の卵の方が値段が高いですよね?
それは茶色の鶏の体の大きさが白い鶏よりも大きく、産卵数が低い割によく食べることから値段が高くなっているそうです。
栄養価
地卵、ブランド卵、強化卵等が高く売られている特殊卵もありますが、さほど栄養価は大きく変わらないようです。
普通の食事で足りている栄養価を補い、取り入れても健康増進に大きく影響するとはいかないようです。
安全性
安い卵の鶏の餌は上記でも記した通り、添加物や薬剤等の餌を使っています。
病気にならないために、ワクチンやホルモン剤を頻繁に打たれています。
鶏は食べたものをそのままといってもいいほど、卵に移行します。
なので、安全性を考えてみれば高い卵を選びたくなってしまいますよね。
安い卵と高い卵違いは何?美味しさ・栄養価・安全性はどう違う?まとめ
卵は100円台の安いものから500円、1000円と高いものまであります。
財布の事情にもよりますし、美味しさ、栄養価、安全性を考えて高い卵を絶対選ぶべきだとは言いません。
しかし、今一度この記事を見て考え直すのも良いかもしれませんね。
また、この卵はどういった環境や餌で鶏が産んでいるか調べてから買うのもいかがでしょうか?