氷上を軽やかに美しく競技するフィギュアスケートですが、早くに現役引退する選手が多いと感じたことはございませんか?
気になる引退やフィギュアスケート選手の引退後の活動などを調べてみました。
フュギュアスケートには、プロスケーターとアマチュアとあるのをご存知ですか?
オリンピックなどに出る選手はスケート連盟に登録している選手が出れます。
プロスケーターと呼ばれる方は、現役を引退されてアイスショーなどで活躍される方です。もっと詳しくみていきます。
フィギュアスケート選手のピークは10代
フィギュアスケート選手は、ピークがなんと10代!!
10代と聞くとそんなに若くでピーク?
まだまだ今からなのにと思ってしまいますが、10代というと体型の変化も出てくる時期になります。早いと感じてしまいますよね。
理由を見ていきましょう。
理由①ジャンプが飛べなくなる
フィギュアスケートの一番の見どころとなるジャンプですが、なんと着地時に体重の5~8倍が負担がかかります。
そして、女性はやはり成長するに当たって体型の変化も出やすく体重の増減で飛べなくなったりします。
こういったところで14~16歳ごろがピークになってくるんですね。筋力を維持して素敵なジャンプをするには相当な努力が必要そうですね。あんなに軽々と綺麗にジャンプしている裏にはたくさんの努力があってこそなのですね。
理由②怪我などで身体が続かない
どんなスポーツでも怪我はつきものですよね。
フィギュアスケートは着地に失敗して体を強く打ったり、あざだらけになります。
全身で動くわけですが、やはり足をたくさん使うので膝だったり足首の負担は多そうです。
よく足の怪我で欠場などニュースで見たりしますよね。
理由③資金が続かない(アマチュア競技だから)
前半でもお話しましたが、フィギュアスケートはアマチュア競技になります。
振り付け師やコーチ、衣装やスケート靴など。海外遠征になると遠征費もかかってきます。
また、スケートリンクもただ滑るだけではないので、スケートリンクを貸し切って練習するためそこにも資金がかかるようです。
因みに、スケートをするとなると中級・上級者だと平均で20万円程かかります。
世界レベルを目指すとなると更にもっと金額もかかってくると思うと生半可な気持ちでは続けられないですよね。
メダルをめざすようなスケーターになるまでに億はかかると聞いたこともあります
フィギュアスケート選手引退後はどうする?
これまで、大変な部分をみてまいりましたが、選手の引退後が気になりませんか?
引退後、よくバラエティなどでお見かけしますがそのほかにもどんな仕事があるのか見てまいりましょう~!
アイスダンスの選手になる
フィギュアの選手を引退してから、アイスダンスの選手になる方も多いです。
アイスダンスとは、フィギュアスケート競技の一つで男女のペアが音楽に合わせてステップワークやリフトを行い得点を競う競技です。
『氷上の社交ダンス』とも言われているようです。
現役復帰した高橋大輔選手はアイスダンス選手としても活躍されています。
アイスダンスは1回転半以上のジャンプが禁止されており、芸術性などを求められる競技になるようです。
身体への負担はジャンプがない分軽減されそうですね。
プロとしてショーに出る
現役引退後、浅田真央さんがプロデュースしたサンクスツアーが記憶に新しいと思います。
現役引退してもこうしてファンの皆様を楽しませてくれました。
プロの演技を観れるのは楽しいですよね~。
コーチになる
トリノオリンピック男子シングル銀メダリスト・ステファンランビエールさんは、現役引退後コーチや振付師として活躍されています。
現在、宇野昌磨選手のコーチをされています。
フィギュアスケート選手引退はなぜ早い?まとめ
フィギュアスケート選手としてたくさんの苦労や怪我で思うように演技ができなかったり、華やかな裏側では大変な思いをたくさんされてきたんだろうなと調べていて思いました。
私たちが簡単に大変だっただろうと口にはしてはいけないのではないかと思いました。
こうして現役引退後もいろんな場で活躍されている姿を見ると嬉しくなりますね。
活動の幅は広いのかなと思いました。
身体的に成長時期と被るため、体重管理だったりの関係で引退が早くなることが分かりました。