主婦がパートに受からない原因と、受かるための対処法について解説します!
働ける時間や日数に制限がある主婦にとって、仕事探しは簡単ではありません。
とはいえ、同じような条件でパートに採用されている主婦がいるのも事実です。
主婦がパートに受かるにはどんなことに気をつければいいのでしょう?
主婦がパートに受からない原因
主婦がパートに受からない原因は、育児中であることや年齢的なことだけではありません。
意外と見落としがちなポイントをまとめてみました。
受かりにくい求人にばかり応募している
好条件の求人ばかりを狙っていても、競争率が高いため採用されにくくなります。
- 土日祝休み、平日の昼間のみの勤務
- 座ってできる仕事・体力的に楽な仕事
- 時給が比較的高い
これらの条件を満たしている事務職などは主婦の応募が殺到しやすく、事務経験やPC関連の資格が無いと採用されづらい傾向があります。
かといって、あまりにも主婦向けでない求人に応募するのも考えもの。
- 若年層をターゲットとした求人
- 土日祝は全て出勤が求められている
- 人数の少ない職場(シフトに一人で入るなど)
お洒落なカフェやアパレルブランドでの就業を希望する主婦も少なくないのですが、そういった職場は10代~20代前半の応募を想定しているケースが大半です。
そんな求人に主婦が応募しても「お店の雰囲気に合わない」「急に休んだりされると困る」といった理由で不採用になりやすいのです。
仕事探しに真剣に取り組んでいない
「仕事が決まらない」と嘆いている人ほど、真剣に仕事を探していないケースは多いもの。
- 折り込みチラシで良さそうな求人を見かけた時だけ応募
- 気が向いたときだけフリーペーパーをチェック
- 数回不採用の知らせを受けただけで落ち込んで動けない
ただでさえ厳しい主婦のパート探しなのに、そんな姿勢ではなかなか採用してもらえません。
数をこなせば面接にも慣れていきますし、自分に合った職場に出会える確率も高くなります。
とにかく真剣に、積極的に動いていく必要があります。
電話対応など最低限のマナーが出来ていない
応募の電話はかけているのに、「もう決まってしまいました。」「担当者が不在で…。」などと毎回言われてしまい、面接すら受けられていない人はいませんか?
もちろん本当にタイミングが悪かっただけの可能性もありますが、あまりにも続くようであれば電話対応のマナーを見直してみる必要があるかもしれません。
電話対応の時点でNGを出されてしまっているケースも意外とあるんです。
特に仕事から離れて期間が経っている主婦の場合、基本的なビジネスマナーが思った以上に抜けてしまっていることも多いんです。
ある程度年齢も重ねているため、自分より若そうな担当者にうっかりラフな受け答えをしてしまうなんてことも。
身なりがきちんとしていない
パートの面接だからとTシャツやジーンズ、ノーメイクで行くのはNGです。
反対にあまりにも華美な服装や濃すぎるメイクも避けましょう。
パートとは言え立派な仕事。面接時の身なりはチェックされていると思いましょう。
職種によってはそこまでかしこまる必要はないかもしれませんが、能力が同じくらいの応募者が2人いた場合、やはり身なりをきちんと整えている方が採用されやすいものです。
どんな職場でも清潔感のある人、TPOをわきまえられる人が好印象なのは言うまでもありません。
主婦がパートに受かるための心得
主婦がパートに受かるためには、どんなことに気をつければ良いのでしょうか?
受からない原因別に対策を考えてみました。
休日・給与などの条件を緩和する
主婦歓迎の求人に応募するもなかなか採用されない場合は、休日・給与といった条件を見直してみてください。
特に子供がいる主婦の場合、パート探しの条件は厳しくなりがちです。
しかし、じっくり考えてみると意外と妥協できるポイントもあったりするものです。
- 夫が激務でワンオペ育児なので幼稚園の時間しか働けない
⇒ある程度夫の稼ぎがあるので時給は安くてOK
- 近所に両親・義両親がいる
⇒子供を祖父母に預け、土日のいずれかは出勤してもOK
- 夫の会社は朝ゆっくりだが、その分帰りが遅い
⇒寝ている子供をお任せして早朝のパートに出てもOK
もちろん全ての条件が良いに越したことはありませんが、そういった求人は多くの主婦が狙っています。
そこから少しだけずらしてあげることでグッと採用されやすくなるものです。
自分に合った求人を選ぶ
主婦向けの求人ばかりを狙っている訳では無いのになかなか決まらないという人は、採用側の求める条件と自分がかけ離れていないかを考えてみてください。
あまりにもかけ離れている場合、採用側も「本当にやっていけるのか?」と不安になってしまいます。
- 若者が多い職場⇒他のメンバー・職場の雰囲気に馴染めるか?
- 人数が少ない職場⇒子供の病気等で急に休まれるのではないか?
- 土日祝のみでもOKな職場⇒土日祝はフル出勤してもらわないと困る
仮にあなたが「大丈夫です!」と言っても、雇う側としては「無理が生じて長続きしないのでは?」と考えてしまうでしょう。
条件をある程度妥協することは必要ですが、自分の状況を考えて無理なく働けそうなところを選ぶようにしましょう。
ハローワーク・求人サイトをフル活用する
真剣にパート探しをしたいなら、色々な求人を隈なくチェックすることから始めましょう。
少なくともハローワークへの登録はマストです。
地元の求人が一番充実していますし、職員さんにアドバイスをもらいながら求職活動をすすめることができます。
自治体によってはマザーズハローワークという小さな子供を持つ母親専用のハローワークやマザーズコーナーと呼ばれる専用窓口が用意されていることも。
子連れで相談に行けますし、主婦の求職活動を手厚くサポートしてくれますよ♪
併せて主婦向けの求人サイトにも登録しておきましょう。
いつでもどこでも隙間時間を使って仕事探しができますよ!
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とにかく沢山応募する
長い間社会から離れていると応募の電話をかけるのも緊張してしまいますよね。
前に受けた面接の結果連絡が来ないからと、次の求人に応募するのをためらっている人もいるかもしれません。
ためらう気持ちはわかりますが、面接の練習だと思って沢山応募しましょう!
当たり前の話ですが、どんどん応募した方がパートに受かる確率は上がります。
残念なことに不採用の人には連絡をしない職場もありますので、面接の結果が出るのを待つ必要もありません。
仮に複数の内定を頂いてしまった場合は、辞退すれば良いのです。
採用側が人を選んでいるように、雇われる側にも職場を選ぶ権利はあります。
面接にもそういった心持ちで挑んだ方が意外と上手くいくかもしれませんね!
応募の電話対応からが勝負
応募の電話は一次選考だと思ってかけるようにしましょう。
電話対応が非常識だったり、オドオドしていたりすると面接にすら行けないこともあるのです。
応募の電話をかける際は、次のポイントに気をつけましょう!
- 最初に挨拶&自己紹介をきちんとする
- 忙しそうな時間帯を避ける(または今話せる状況か確認する)
- 緊張しそうな場合は簡単な台本を作っておく
- フレンドリーな相手でも言葉遣いが崩れないように注意する
電話対応については求人サイトやフリーペーパーにも例文がたくさん掲載されています。
何を話したら良いかわからない人は参考にすると良いでしょう。
面接にラフすぎる格好はNG
たとえパートでも面接にはキチンと感のある格好で行くようにしましょう。
特に事務職やカウンターでの受付業務といった職業はスーツ着用がマストです。
その場合、入学式で着るようなセレモニースーツはNG。
ビジネスシーンにふさわしいシンプルなデザインをチョイスしましょう。
一方でコンビニやスーパー、カジュアルな飲食、工場といった職場では私服でもOKです。
しかし、その場合でもスウェットやジーンズなどのラフすぎる服装は避けておくのが無難。
迷ったら、シンプルなブラウスとパンツにジャケットを羽織るといったオフィスカジュアルを心がけると安心ですよ。
服装だけでなく細かい部分への配慮も忘れずに。
- 長い髪はまとめる
- シャツはアイロンをかける
- 靴の汚れは落とす
- ノーメイク、濃すぎるメイクはNG
どのような職場でも清潔感が無ければ一緒に働きたいとは思ってもらえません。
面接の質問にはハッキリと正直に答える
面接の際はハキハキと明るい受け答えを心がけましょう。
また、質問されたことに対しては的確にかつ正直に答えるようにしましょう。
お子さんが病気の時に見てくれる人はいますか?
など答えにくい質問をされたときに
多分大丈夫だと思います~
といった答え方をしていませんか?
面接官は「見てくれる人がいるかいないか?」を聞いているのですから、まずはその質問にしっかりと答える必要があります。
面接では話す内容はもちろん、聞かれたことに対してきちんと答えられるかも重要なポイントです。
見てくれる人がいるのであれば「近くに両親が住んでいるので見てもらえます。」としっかりアピールするべきですし、見てくれる人がいないのであれば「いないので、お休みをいただくことがあるかもしれません。」と正直に答えるべきです。
曖昧にされるより、正直にハッキリと答えた方が印象は良くなるはずです。
不採用が続いても卑屈にならない
現実問題として主婦のパート探しは楽ではありません。
いくつもの求人に応募しているのに不採用が続いてしまうことも珍しい話ではありません。
でもそれは、たまたま応募した職場との相性やタイミングが悪かっただけの話です。
決してあなたの人格そのものを否定された訳ではないので、あまり落ち込まないでくださいね!
自信を無くして、なかなか次の求人に応募できなくなってしまったり、面接でネガティブな受け答えをしてしまったりしては余計にパートに受かりづらくなります。
「自分には合わない職場だったんだ」と気持ちを切り替えてサッサと次に行ってしまいましょう。
主婦がパートに受からない原因と対処法まとめ
主婦がパートに受からない原因として、仕事の選び方・求職活動に対する姿勢・マナー・身だしなみなどに問題を抱えているケースが考えられます。
まずは、それらの問題を一つ一つ解決していくことが大切ですが、それでも応募先の状況やタイミングによっては採用を逃してしまうこともあるものです。
なので、不採用になったからといって必要以上にネガティブになる必要はありません。
自分の行動を振り返り、前向きに求職活動を続けていればきっとあなたにピッタリのパートが見つかるはずですよ♪