年度末が近づき、卒園を控える学年では謝恩会の準備も始まる頃です。
役員になっているママ達は、予算を詰めたり、進行に迷ったりしていませんか?
私も、本年度卒園を控える子供がいて、謝恩会の係りになっています。
今回はそんな経験を踏まえながら、謝恩会の費用について紹介します。
謝恩会の費用の決め方は?
謝恩会は、それぞれの園によっても実施方法が異なると思います。
まずは開催の有無や、例年の傾向に従って調整を進めていきましょう。
卒対費として一括徴収の場合
卒園年度になると、卒園対策委員会などの役員が発足され、卒業対策費用=通称「卒対費」として徴収をする園が多いです。
この卒対費には、子供たちや園への記念品の費用と、謝恩会費用が含まれる場合があります。
謝恩会費用も含まれる場合には、平均予算は1万5,000円~2万円くらいが平均的です。
謝恩会に充てられる費用は、徴収した卒対費から3,000円~5,000円くらいとなり、それぞれの園の謝恩会の開催場所等でも異なります。
卒対費とは別に謝恩会費用を徴収する場合
卒対費とは別に謝恩会費用を集める場合には、実際に謝恩会にかかる費用の実費を徴収する場合が多いようです。
園で謝恩会を行う場合には、親子の食事代(平均2,000円~3,000円)
飲食店などで行う場合は、親子で3,000円~5,000円くらいが平均的で、園で行う場合より費用が高くなることがあります。
食事代の他に、場所台や参加する先生方の食事代を割って計算すると思うので、費用の目安は4,000円前後になると思います。
実際の謝恩会の一例
私の娘が通う園では、例年謝恩会費用は卒対費の中に含まれています。
謝恩会を園で開催した年と、外の会場で開催した年とあり、卒園児の保護者にアンケートで希望をとり、多かったほうで謝恩会の準備をすすめます。
謝恩会費用は、例年卒対費の中に含まれていて、約3,000円~5,000円を謝恩会の費用として予算を分けて考えています。
園で開催の場合には、ケータリングの食事代とゲームなどの出し物にかかる費用くらいなので、卒対費で徴収した範囲内で謝恩会を実施することが出来ます。
外の会場で謝恩会をする場合は、予算内で行うのは難しく、足りない分を追加徴収します。
大体平均予算が5,000円~6,000円くらいになってしまうため、追加での徴収は1,000円ほどになります。
トラブルにならないために
謝恩会は例年行っている行事でも、お金を徴収して行う分、保護者同士でも不満が出たり、トラブルになる可能性もあります。
トラブルが起こらないためには
・予算は早めに立てて、お知らせをする
・最終的にかかった費用を報告する
なるべく早めに費用を決めて、しっかりとお知らせをすることで、トラブル回避につながります。
どれにこれだけかかった、という内訳が不透明なままだと、お金のトラブルに発展することもあるので、最終報告をしっかりとする、ということが大切です。
謝恩会の費用は早めに決めよう
少なからずお金がかかる行事である以上、早めの行動が重要です。
特に今年は、今までとは違って感染症対策にも目を向けた準備が必要です。
追加で費用がかかってしまうこともあるかもしれません。
楽しい謝恩会になるよう、費用には注意しながら計画を進めていきたいですね。