生まれてからずっと母乳やミルクで育ってきた我が子が離乳食を食べ始めて、大きな成長を感じて嬉しいですよね。
ようやくペースに慣れ始めた離乳食中期、トロトロからツブツブにチャレンジする頃です。
でも、泣いたり嫌がってしまって進まい…という経験が私にはありました。
離乳食を食べない!離乳食中期にありがちな理由
離乳食中期に入り、食べなくなった!というのにはいくつか理由があります。
お腹が空いていない
私達大人でも「昨日ちょっと食べすぎて、あんまりお腹空いてないなー」ってことありませんか?
赤ちゃんも同じことがあるんです。
7〜8ヶ月くらいの赤ちゃんは、うつ伏せや仰向けで遊んだり、ハイハイをするくらいで運動量がそこまで多くなく、また、一度に食べられる量も限られています。
そんなにお腹が空いていないタイミングでの離乳食で、進みが良くない可能性があります。
母乳・ミルクが好き
離乳食中期になると、1日2回食になり、母乳やミルクがメインだった離乳食初期の頃よりも食事量や栄養摂取も増えます。
食事前に授乳をしてしまうとそれだけで満足してしまったり、食事後の授乳量が多いとお腹が空くのに時間がかかってしまいます。
食事前の授乳は控えたり、離乳食をしっかり食べられたときは授乳量を少し減らしてみるなど工夫をしてみることをオススメします。
味・食感が苦手
生まれてから半年近く母乳やミルクのみで育ってきた赤ちゃんにとって、食べるという行為は成長でもあり、とても大きなチャレンジです。
私の子供は、初めて口に10倍がゆを入れたときはびっくりしてベーっと出してしまう、という日が5日続き、なかなか食べることができませんでした。
ようやく慣れてきて、離乳食中期になると、食材の大きさが少し大きくなったり、新しい食材もどんどん増えてきますよね。
もしかしたら、赤ちゃんは新しい味の食べ物や形にびっくりしたりとまどっているのかもしれません。
大きさを変えたら嫌がってしまった場合は焦らずに裏ごししたものをもう少し続けながら食料ずつみじん切りなど大きさを変えていく、甘みがあるかぼちゃやさつまいもと一緒にあげてみると良いでしょう。
あんかけやクリーム煮など、口当たりが滑らかな調理方法にするのも手です。ただ、冷めにくいので、赤ちゃんが火傷をしないようによく冷めたか確認してからあげましょう。
飽きた
赤ちゃんって、いろんなものに興味津々ですよね。
なにか気になるものがあったりするとそっちが気になってしまったり、食事に時間がかかりすぎてしまうと飽きてしまうこともあります。
食事の時間を決めたり、ぐずってしまったときは無理に食事を続けずに授乳で調整しても良いです。
離乳食を始めたら必ず食べさせないといけない!ということはありません。食べてくれないことがパパやママのストレスになってしまっているのならば、思い切って一旦やめてみるのも良いです。
また、TVは消す、おもちゃは片付けるなど食事の時の周りの環境も整えると良いですね。
体調不良
赤ちゃんは急な体調変化がよくあり、それを伝えることができません。
さっきまで元気だったのに、酷くぐずったり、発熱、下痢や便秘など突然体調を崩してしまうこともあります。
私の子供も、朝起きたときは元気に笑って手足をバタバタしてたのに、しばらくたったら体が熱くて熱が出ていたこともありました。
そんな時は無理に離乳食を食べさせなくても大丈夫!
授乳回数を増やしたり、もし小児科にかかるならば先生に相談してみるのも良いですよ。
離乳食中期赤ちゃんにご飯を食べてもらう方法
離乳食を食べる工夫を紹介します。
時間を変えてみる
2回食になると、朝と晩にあげることが多いですが、朝の進みがあまり良くなければいっぱい遊んでお昼前くらいにあげてみてはどうでしょう。
また、晩もみんなと同じ時間にしてみてはどうですか?
赤ちゃんもみんなと一緒に食べることで今まで食べられなかったものが食べられるようにかるかもしれませんよ!
食器を変えてみる
スプーンの口当たりが苦手ということもあります。
一般的に金属は冷たく感じたり、木製はザラついて感じます。
離乳食用のスプーンは食べやすい形や素材で作られているので、ぜひ試してみてください!
新しい食材・調味料を取り入れてみる
離乳食中期になると、使える食材や調味料がたくさん増えます。
和風の味付けがあんまりだなと思ったら、コンソメで洋風の味付けに変えてみたり、鶏肉は食べにくそうと感じたら鮭に変えてみるなど、同じような味付けや食材から大きく変えてみると、赤ちゃんも自分の好きな味付けを発見できるかもしれません!
また、旬のものを取り入れたメニューもよいですね。
前の段階に戻してみるのも手
あれもこれも試してみたけど、どれもうまくいかない…。
そんな時は、無理に進めなくても大丈夫ですよ!
無理に進めてもパパやママのストレスになるし、赤ちゃんも食事がいやになってしまう可能性もあります。
私の子供は、離乳食最初の一口にすごく日にちがかかりましたが、すんなりパクッと食べられる赤ちゃんもいて、それぞれです。
もし、ツブツブした形状が苦手なようなら、無理にツブツブ状のものを与え続けずに、滑らかに裏ごしたものをあげましょう。
散歩など、外に連れ出す
離乳食を食べてくれない、時間がかかってしまう、それだけで一日がすぎてしまったり、モヤモヤした日々が続くとパパやママは辛いですよね。
そんな空気を赤ちゃんは鋭くかんじとってしまうこともあります。
天気が良ければ、散歩に出ていてください!
外は気持ちいい風が吹いていたり、暖かい太陽の日差しもあります。
花がさいていたり、ご近所さんと世間話をしたり、パパママにとっても赤ちゃんにとってもリフレッシュできますよ!
また、赤ちゃんにとってお散歩は刺激がたくさん!お腹が空いて離乳食が進むこともあります。
気負いすぎない
1歳頃までは母乳やミルクで必要な栄養をある程度摂取できるので、あまりピリピリせず穏やかな気持ちで進めていきましょう。
赤ちゃんは食べなくても、パパやママの食事の時間に一緒に席について過ごしてみたり、おままごとセットの野菜のおもちゃで遊んでみたり、食べることって楽しいんだ!という環境作りをするのも良いでしょう。
おすすめレシピ
おすすめのレシピを紹介します!
クックパッドからレシピの詳細をチェックすることが出来ます。
パパやママがストレスを溜めないことが1番大事
せっかく作ったのにまた吐き出してしまった、なかなか進歩がない…、小さいことかもしれませんが積み重なると気づかないうちにストレスになってしまいます。
私の子供もベーっと吐き出してしまって、食材の大きさを変えるのには苦労しました。
たまには、市販の離乳食を買ってみたり、今日は特に進みが良くないと思ったら思い切って授乳に切り替えてみて様子を見てみましょう。
パパママの気分転換にピクニックなど外で離乳食を食べるのもおすすめですよ。
毎日は難しいけどたまには息抜きや環境に変化をつけてストレスをためすぎなきことも大切です。
おじいちゃんおばあちゃんの力を借りたり、検診のときにアドバイスを聞くのもいいですね。
いつもママが離乳食をあげていたらパパにしてもらうのもおすすめです。
苦痛に感じず楽しみながら離乳食を進めていけると良いですね。