そろそろ、新入学生に入学式の案内が届き始める季節です。
入園する子以外に、下の兄弟がいる場合、入園式当日に連れて行ってもいいのか、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回は入園式に下の子を連れて行く場合や、どうするべきかという対応について、考えていきたいと思います。
入園式で下の子はどうする?
兄弟児の入園式の参加については、学校ごとにルールが設けられている場合もあるようです。
学校側が許可しているか確認する
まずは学校側で、兄弟児の参加をOKにしているか確認しましょう。
入学式前に、就学児検診や入学説明会などで、何度か小学校に行く機会もあると思うので、その機会に確認をするのがおすすめです。
電話の場合は、管轄する教育委員会や市役所ではなく、直接学校に問い合わせをすることがおすすめです。
式典後のスケジュールも確認しておく
学校によっては、入学式だけでは終わらずに、入学式後に保護者の懇親会があったり、係り決めがあったりする場合があります。
入学式だけでは終わらないと、長時間学校にいることにもなるので、必ず確認しておくことをおすすめします。
入学式に下の子を連れて行くときに気を付けること
入学式にどうしても下の子連れで行かなくてはいけない場合の注意点です。
お昼寝時間を調整する
入学式の時間とお昼寝の時間が重なってしまう場合、式典の最中に寝ぐずりする可能性も考えられます。
入学式前から、式典に備えてお昼寝時間を調整するようにしましょう。
ぐずったら退席できるよう席を確保する
式典の最中にぐずってしまったら、その場に居続けるのは周りへの配慮に欠けます。
厳粛な雰囲気で行われる式典ですし、動画を撮っている保護者も周りに多いと思います。
もし下の子がぐずり始めたら、すぐに席を立てるように、通路側の席やドアの近くの席に座るようにするのがマストです。
静かにするよう言い聞かせておく
ある程度の月齢であれば、言い聞かせも効果があります。
どんな雰囲気で行われるのか、どれくらいで終わるのか、子供もはじめから理解していると、その場に緊張することなく、言い聞かせに効果が出ることもあります。
雰囲気・気候にあった服装をさせる
主役ではない下の子も、式典の場に参加する以上、服装にも配慮が必要です。
とはいえ、普段すぎる格好は控えて、少しおしゃれする程度で窮屈ではない服装を選んであげましょう。
月齢が小さな子供の場合、おめかし風のスタイなどで、気軽におめかしをすることも出来ます。
また、洋服が動きにくかったり、暑かったり寒かったりすると、子供が嫌がってじっと出来なかったり、ぐずる原因にもなるので、気候にあった服装を心掛けましょう。
出来る限り周囲への配慮を
入学式は自分の子だけの式ではなく、周りの保護者や子供たちにとって大切な式です。
下の子連れで参列するなら、周りへの配慮に気をつけましょう。
・着席する位置に気をつける
・下の子の服装にも気を配る
・ぐずり対策をしっかりする
着席したら周りの保護者に声かけもするとスマートだと思います。
入学式に下の子を連れて行けない場合の預け先
入学式に下の子を連れていけない場合は、預け先の確保が必要になります。
両親(祖父母)に預ける
両親と離れている場合などは難しいこともありますが、両親に預けると、夫婦で入園式に参加出来ることもありますよね。
すぐに連絡が取れたり、預けるにあたってお願いしたいことなども、気軽に相談できるので、預ける案としてはおすすめしたいです。
両親の許可や、両親も心構えが必要だと思うので、早めに相談してみるのがベストです。
夫と留守番してもらう
ママが入園式に参加し、パパとお留守番してもらう案です。
パパも入園式を見たいかもしれませんが、入園式の特別な持ち物があったり、入園式後に何か別の活動があったりすると、ママが参加するのがスムーズかもしれませんね。
パパとのお留守番に備えて、お留守番の練習をするのもおすすめです。
託児(ファミリーサポート/ベビーシッター)を利用する
入学式に下の子を連れて行けない場合は、託児の利用も検討してみましょう。
託児を利用する場合、基本的には事前登録や予約が必要になるので、あらかじめ登録をしておくのがおすすめです。
託児の場合は、地域の保育園に一時保育のサービスを利用できることが多いです。
午前まで・おやつまで、と時間ごとに費用が決められていて、保育園の場合は比較的低価格で利用出来ます。
事前に慣らし保育として短時間の預かりが必要な保育園や、面談が必要になる保育園があるので、確認が必須です。
自宅や、登録サポーターの家で預かってくれるファミリーサポートもおすすめです。
子育てに慣れている人がサポーターとして登録していることが多く、指定する場所まで子供の受け渡しに来てくれる場合もあります。
私も時々利用するサービスですが、事前に何度か練習で預けてみると、子供の相性なども見れるので、おすすめですよ。
自宅でのベビーシッターという案もあります。
利用料が高いイメージがあるベビーシッターですが、入学式の間だけという利用方法だと、比較的安く利用できる場合もあります。
自宅で見てくれる場合が多いので、子供の慣れた環境というのも安心できます。
入学式に下の子を連れて行くのはあり?なし?まとめ
入園式に下の子を連れて行くことに関しては、状況にもよるので、一概にありかなしかでの判断は難しいところがあります。
色々な理由があって連れて行かなくてはいけない場合は、それなりの準備と心構えが必要になります。
連れて行かない場合や、学校から許可がない場合は、預け先を検討する必要もあります。
それぞれにあった対策があるので、事前にシュミレーションをしておくことがいいと思います。