ブルックスブラザーズのロゴといえば、吊るされる羊ですよね。
不思議なロゴにどういう意味だろう?と思われる方も多いのではないでしょうか。
ブルックスブラザーズが破産法申請、、、。
店舗の前でいつも心が痛くなる、このロゴ。 pic.twitter.com/7pAvu0oVkE
— Type:3🌹 (@Type317) July 8, 2020
この吊るされる羊の意味は、ギリシャ神話の「金の羊毛」として出てくるゴールデンフリースだと言われていて、牡羊座の伝説としても有名な話です。
では、それがなぜブルックスブラザーズのロゴになったのでしょうか?
今日は、ブルックスブラザーズのロゴの意味を調べてみたいと思います!
ブルックスブラザーズのロゴの意味
ブルックスブラザーズのロゴは、吊るされる羊です。
ブルックスブラザーズ破綻の報にスーツを着ないご主人が感慨に耽っておる。ところで同社のロゴの由来を知っておるかね?中世ブルゴーニュで爵位としてゴールデンフリースが創設され騎士団の結成。やがて英国でも毛織物の象徴となり、その伝統を受け継ぐ意味が同ロゴに込められているのだ。#猫茶々先生 pic.twitter.com/Qc2S5pZcbP
— 猫茶々(ねこちゃっちゃ)先生:ダメ人間youtuberゲンカイの老猫 (@kokokarasubete) July 8, 2020
ブルックスブラザーズのロゴは、1818年に社名をブルックスブラザーズに変更され、商標登録され使われ始めました。
吊るされる子羊は、元は、金羊毛騎士団と呼ばれるフランスのブルゴーニュ公フィリップ3世によって作られた騎士団の紋章の一部でした。
#Éphéméride : 27 novembre 1431 à Lille, tenue du premier chapitre de l’ordre de la Toison d’or. – https://t.co/hDlgPXeBwU pic.twitter.com/MJSaLxyt6a
— Institut ILIADE (@InstitutILIADE) November 27, 2016
金羊毛騎士団は、現在でも、スペイン王立最高位の騎士団勲章として、またオーストリアのハプスブルク家の名誉としても現存しています。
この紋章は、フランスブルゴーニュ地方の繁栄をもたらした羊毛のシンボルとなっています。金羊毛皮は、錬金術師の達人の象徴でもありました。
この金羊毛騎士団の元になったのは、ギリシャ神話のイアソンの物語(金の羊毛・ゴールデンフリース)と言われています。
ブルックスブラザーズの創業者4人の兄弟が、ブルックスブラザーズのロゴをゴールデンフリースにしたのは、ヨーロッパの伝統を象徴することで、「伝統・品質・ブランドの卓越性」を表現したのではないかと言われています。