子供の習い事で人気のピアノ。
ピアノを小さい頃から習っていると絶対音感が身に付くとも言われていますよね。
では、何歳からピアノを始めたら絶対音感は身につくのでしょうか?
テレビ番組などで、歌の音階を外さずに歌っている人をみたり、この音はどの音階かを言い当てたりするのを見ていると、すごいなーと思いますよね。
子供の頃にピアノは習っていたのに、わたしにはこんな技はできない…。
どうやったら音がわかるようになるのか不思議でした。
今回は「ピアノを何歳から習ったら絶対音感が身に付くか」を調べてみました。
ピアノを何歳から始めれば絶対音感が身につく?
2〜6歳、遅くても7歳頃までにはピアノや絶対音感教育を始める必要があります。
これには耳の発達が大きく関わっていて、2〜7歳が機能が大きく成長するタイミングなのです。
そのタイミングに合わせてピアノを習うことで、絶対音感を習得しやすくなります!
絶対音感は、一度習得すればその後は忘れることがないので、ピアノなどの楽器や歌が好きな子は早めに習い始めて絶対音感をみにつけたいですね。
まだ習い事をするには早いかな、歌ったり楽器に触れるのが好きそだから興味関心を伸ばしてあげたいな、と思ったら早めにレッスンに通うと良いですね!
ピアノを早く始めるほど絶対音感が身につく
絶対音感は早くからピアノや絶対音感教育を受けると良いことがわかりました。
では、実際にピアノなどは何歳から始められて、どういったレッスンを受けるのかご紹介します。
ピアノのレッスンは何歳から受けられる?
一般的に2〜3歳ごろから受けられる教室が多いです。このくらいの年齢になると、集中して座ってレッスンを受けられる時間が長く取れたり、先生の話もしっかり理解できます。
絶対音感教育に必要な期間
個人差がありますが、平均2年ほどで絶対音感を身につけることができます。
年齢が若いうちに始めれば覚えるスピードも早いので、子供に絶対音感を身につけて欲しい場合は、2歳からレッスンを受けることをおすすめします。
7歳以降だと絶対音感が身につきにくい
耳の成長のピークを超えた7歳以降は、2〜3歳頃から始めた子のように絶対音感を身につけるにはかなり難しいです。
しかし、全く無理なわけではありません!
相対音感というものがあり、基準の音と比較して音階を判断する力をつけることができます。
この方法でどの音か判断することができるので、7歳を過ぎているからもうだめだ…と諦めずにがんばってみてください!
ピアノレッスンで絶対音感教育を行う方法
絶対音感教育は、実際にどういったレッスンをするのでしょうか。
2歳で始める場合
この時期から耳は急激に成長し始めます。まずは、ピアノなどの楽器に触れたり、歌ったりして、楽しい!もっとやってみたい!という気持ちを子供に持ってもらうことから始めましょう。
また、簡単な歌ならば、歌詞を音階に変えてドレミで歌うのも効果的です。
これがド、こっちの音がレ、と単調なレッスンでは2歳の子は飽きてしまいますよね。歌や踊りを交えて焦らずに音階に触れていきましょう!
3〜4歳で始める場合
まだまだ耳の成長期真っ只中の年齢です。2歳で始める子と同じように、ピアノや音楽にたくさん触れていきましょう。
文字も読めるようになるので、音階が書かれた札などで音あてクイズをしながら音階を身につけていくレッスンなどをします。
5〜6歳で始める場合
耳の成長時期を考えると、絶対音感を身につけるにはギリギリのタイミングです。
ピアノ教室に通うだけでなく、自宅でも積極的にピアノに触れたり音楽を聞いたりする必要があります。
お母さんと一緒に連弾をして楽しみながらピアノを弾いたり、「この音はなんだ?」とお互いにクイズにして遊びながら音を聞くのもいいですね。
あまりしつこくピアノや音楽に触れさせてしまうと子供のやる気が落ちてしまうので、親にとっても難しいです。「やらせなくちゃ」という親の気持ちではなく、子供の気持ちを考えながらピアノや音楽に触れていきましょう。
ピアノは何歳から習ったら絶対音感が身に付く?まとめ
絶対音感を身につけるには、耳の機能が大きく成長する2歳頃から始めるのが良いことがわかりました。
ピアノがもしご自宅にあれば、おすわりができるようになってから、膝に座らせて一緒に鍵盤を触って音を出してみるのもいいですね。
また、スマホやパソコンで音楽を流して一緒に歌ったり踊ったりすれば、音楽も聞けるし親子のスキンシップにもなり、とても楽しい時間を過ごすこともできます。
音楽家好きな子や、絶対音感を身に着けてほしいなと考えている方は、ぜひ早目にピアノ教室に行かれることをオススメします!!