幼児期(1歳半~6歳ころ)のお子さんの成長って、目まぐるしいですよね。
特に吸収する力!
なんでもすぐに覚えるし、すぐに出来るようになります。
一気に成長する大事な時期でもあるので、何か習い事をして、子どもの才能を見つけてもっと伸ばしてあげたい!と考える親御さんも多いと思います。
でも一言で習い事といっても、ピアノ、体操、水泳、英語…色々あって悩んじゃいますね。
習い事の中でも、とても人気のある習い事といえば、公文です。
現役東大生に行ったアンケートで、3人に1人は公文に通っていたそうです。
そんなに小さいころから公文をやって、続くのかな?
そもそも、我が子に合っているのかどうか、分からない…
そんな二の足を踏んでしまう親御さんのために、公文のメリットとデメリットについて調べてみました。
公文を幼児に習わせるメリット
公文の流れとして、まず学力診断をします。
そこで自分のレベルを知り、そのレベルに合ったところからスタートします。
そして、問題を繰り返し解き、確実にできるようになったら次の単元に進みます。
スモールステップで少しずつ単元を進めていくため、「できるようになった!」「身についた!」と自信がつくことが、メリットとして挙げられると思います。
また、先生にやり方を教わって問題を解くといった学習塾とは違い、毎日自分でこつこつプリントを解くスタイルが、公文の特徴でもあります。
そのため、家で勉強する習慣は身に付きやすいですね。
毎日こつこつと進める力や、自分で進めようとする力は、小学生・中学生と成長してからも、役立つでしょう。
そして、4歳だからここまで、5歳だからここまで…と決まっているわけではないので、全て自分次第!
実際に、幼稚園の年少さんで、漢字を習っているお子さんもいらっしゃいます。
好きな科目や得意な科目はどんどん進められるので、勉強の先取りをすることが可能になるんです。
公文を幼児に習わせるデメリット
もちろん、メリットばかりではなく、デメリットもあります。
先ほどお話したように、公文はとにかく繰り返し解き、その単元を身につけていきます。
そのため、同じような問題を繰り返さなければならず…
それがお子さんによっては飽きてしまったり、「もうやりたくない」と嫌になってしまったりするかもしれません。
また、自分のレベルに合った問題ばかり繰り返し解くので、応用問題や、あれこれ試行錯誤して考える問題に対する力は身につきにくいようです。
そして、自分でこつこつ進めていくスタイルなので、自分からやる気を出して取り組めるお子さんは、どんどん進められます。
しかし、この時期のお子さんが一人で進めていくのは、難しいですよね。
そこで必要なのは、親御さんのサポートです。
隣で見て、時に助言をしたり、時にやる気を出させるような声かけをしなくてはなりません。
そういった丁寧なサポートが必要になるということが、親御さんの負担になり、デメリットになるかもしれませんね。
公文を幼児に習わせるメリット・デメリットまとめ
公文は、自分のレベルに合った問題を繰り返し解くことで、出来るようになった!という感覚を養うことができます。
また、自分でこつこつプリントを解いて進めていくので、家で学習する習慣が身につき、得意な科目はどんどん進めて、勉強の先取りをすることもできます。
しかし、
同じ問題の繰り返しといった単純作業が苦手なお子さんは嫌になってしまったり、応用力や試行錯誤して解く力は身に付きにくかったり、親御さんのサポートが必要不可欠であったりといったデメリットもあります。
メリットとデメリットを理解したうえで、お子さんに合っているかどうか考えていけるといいですね。
また、実際に体験してみて、お子さんに合っているかどうかを知ることもできます。
教室によっては、無料体験をしているところもありますので、お近くの教室に問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。